生き物の「今」を世界中のゲストへ。
逆翻訳の安心感で、多言語でのスピーディーなおもてなしを実現
国内外から多くの観光客が訪れ、世界最大級の水族館として知られる海遊館(大阪市港区)。インバウンド客の増加に伴い、英語だけでなく韓国語、中国語など多言語での問い合わせが増加する中、海遊館は「ヤラク翻訳(※導入時の旧代理店名称『ビズ翻訳』で導入)」を活用しています。
かつては書面での翻訳申請が必要だったためタイムラグが発生。しかし、セキュアな環境と「逆翻訳」機能を備えたヤラク翻訳により、スタッフ自ら翻訳された内容が合っているかどうかを確認できるように。タイムラグが解消されたことで、水族館ならではのリアルタイムな情報をお客様へ届けています。
今回は、導入を推進された厚海さんと、現場で実務にあたる杉岡さんにお話を伺いました。


株式会社海遊館
所在地:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
開業:1990年7月20日(海遊館 開業)
事業内容:水族館「海遊館」、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」などのレジャー施設の運営、および商業施設「天保山マーケットプレース」「天保山大観覧車」等の運営
Webサイト:https://www.kaiyukan.com/
■書面申請による「タイムラグ」が、スピーディーなお客様対応の壁に
海遊館では近年、英語、韓国語、中国語に加え、アメリカ、オーストラリア、さらにはインドなど様々な国の来場者が増えており、多言語での対応が急務となっていました。チケットや営業時間、落とし物に関するメールでの問い合わせも日々寄せられます。
ヤラク翻訳を導入する前は、多言語の問い合わせに対してスピーディーに対応できないもどかしさを抱えていました。
「以前は、翻訳が必要な際にその都度書面で申請を取る必要がありました。一旦書類を預けて、後日翻訳されたものが上がってくるというフローだったため、お客様へのメール返信までにどうしてもタイムラグが出てしまうことが大きな課題でした」(杉岡さん)
無料で使える翻訳サービスを使えば、すぐに翻訳できます。ただ、お客さんからの問い合わせ対応という業務の性質上、入力したデータが二次利用される恐れなど、セキュリティ面に懸念があったそうです。
重要な情報を保護しながら安全に利用でき、かつ現場のスピード感に合った解決策が求められていました。
■無料ツールにはない「逆翻訳」がもたらす、圧倒的な安心感
迅速な対応が求められる中で、ヤラク翻訳導入の最大の決め手となったのは、1ヶ月の無料トライアルで実感した「使いやすさ」でした。
操作のしやすさだけでなく、現場が高く評価したのが「逆翻訳」の機能です。
「無料トライアルで使ってみて、とにかく使いやすかったですね。翻訳した文章をまた逆翻訳して、内容が合っているかどうかの確認を、とても簡単に用意できたのが大きかったです」(厚海さん)
ヤラク翻訳の「逆翻訳」とは、翻訳された外国語を、ワンクリックで再び日本語に翻訳し直して表示する機能です。
これにより、その言語が堪能でなくても「意図しない誤訳」や「不自然なニュアンス」になっていないかを自分の目でチェックでき、発信内容の正確性をある程度担保できます。これにより現場レベルでの多言語発信が可能になります。
専門の翻訳スタッフでなくとも、内容の正確性を直感的に確認できるこの機能が現場の大きな安心感に繋がり、導入を力強く後押ししました。
ステップ1
韓国語でのお問い合わせを日本語に翻訳する

ステップ2
回答を日本語で書いて韓国語に翻訳

ステップ3
「逆翻訳」機能を使い、韓国語での記載内容をチェック

■ 生きた情報を、その日のうちに多言語で届ける
ヤラク翻訳は外国人ゲストからの問い合わせへの返信のほか、ウェブサイトの外国語コンテンツ作成など、幅広く活用されています。
メール対応においては、「外国語を受信して翻訳」→「日本語で返信を作成し、外国語に翻訳」→「逆翻訳で最終確認して送信」という安全で確実なフローが定着しました。
「個々人がバラバラのツールを使うのではなく、お客様に対して統一のツールを使ってご案内できるようになったことで、社内の対応フロー自体が分かりやすくなりました」(杉岡さん)
館内の案内看板や掲示物にも使われています。

「例えば当日の展示内容やイベント情報の変更など、リアルタイム性が求められる案内でもすぐに翻訳ができるので助かっています」(厚海さん)
書面申請で何日も待つ必要がなくなり、生き物たちの「生きた情報」を、鮮度を保ったままスピーディに世界中のゲストへ届けられるようになったのは、海遊館ならではの大きな成果です。
広報チームでは独自に用語集(用語登録機能)を活用し、業務効率化を進めています。
■言葉の壁を越え、すべてのゲストに温かいコミュニケーションを
海遊館は、広報や宣伝といった部署でヤラク翻訳を活用しています。手軽にパソコンから安全な翻訳ツールを使えるようになったことで、翻訳に費やす時間は大幅に短くなりました。
「翻訳できる言語が多いので、自分の分からない言語のお客様とも、しっかりとコミュニケーションが取れるようになったことが一番役立っていると感じます」(杉岡さん)
今後もさらに多様な国からのインバウンド客の増加を見込んでいる海遊館。英語だけでなく中国語や韓国語など、多様な言語でしっかりとした案内体制を提供し続けるため、ヤラク翻訳は力強い業務のインフラとして定着しています。

■取材後記
インタビュー中「自分の分からない言語のお客様ともコミュニケーションが取れるのが役立っている」という杉岡氏の言葉が非常に印象的でした。多言語化という壁をテクノロジーで軽やかに乗り越えつつも、その根底にあるのは「世界中から訪れるゲストに、正確で温かい案内を届けたい」という海遊館スタッフの皆様の深いホスピタリティです。「逆翻訳」で言葉のニュアンスまで大切にするその姿勢に、AI時代だからこそ活きる「おもてなしの心」を感じました。
※海遊館は株式会社テリロジーサービスウエアを通じて、ヤラク翻訳を導入いたしました。株式会社テリロジーサービスウエアはヤラク翻訳の販売代理店です。