国産翻訳支援ツール「ヤラク翻訳」で企業の翻訳業務効率化に寄与
生成AIを搭載した翻訳支援ツール(CATツール*)「ヤラク翻訳」を提供する八楽株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:坂西優、以下八楽)は、2025年4月に大手ITディストリビューターSB C&S株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:草川和哉、以下SB C&S)と販売代理店契約を締結しました。この締結に伴い、SB C&Sよりヤラク翻訳の提供が始まりました。


※CATツール=翻訳作業を効率化し、品質を向上させるためのソフトウェアです。人間の翻訳者が作業する際に、機械翻訳(MT)や翻訳メモリ(TM)、用語集管理などを活用し、人とAIによって品質を保ちつつ効率的な翻訳をサポートします。
背景と目的
近年、企業のグローバル化が進み、多言語対応の必要性が急速に高まっています。しかし、多くの企業では翻訳業務のコストや時間の制約が課題となっており、より効率的な翻訳ソリューションが求められています。ヤラク翻訳は、生成AIを活用し、高品質な翻訳を短時間で提供することで、企業の業務効率化を支援してきました。
この度のSB C&Sとの販売代理店契約により、八楽は法人向け販売をさらに強化し、多くの企業にヤラク翻訳を提供することが可能となります。SB C&Sの持つ広範な販売ネットワークを活用し、より多くの企業に翻訳業務の効率化を提案していきます。
販売代理店契約の概要
SB C&Sは、国内外の企業にITソリューションを提供するITディストリビューターで、多くの法人向け製品の販売実績を持ちます。本契約により、SB C&Sの広範な販売網を活用し、企業の多言語対応を支援するソリューションとしてヤラク翻訳が提案されます。これにより、これまでリーチが難しかった企業にも導入を促進できるようになります。
ヤラク翻訳の特長
ヤラク翻訳は、最新の生成AI技術を搭載した翻訳支援ツール(CATツール)であり、単なる機械翻訳とは異なり、企業の翻訳業務を支援するためのさまざまな機能を提供します。
翻訳支援(CATツール)としての強み:
- 過去の翻訳データ(翻訳メモリ)を活用し、一貫性のある翻訳を提供
- 用語集機能により、企業独自の専門用語やブランド表現を統一
- 生成AIを活用した候補訳の提案機能により、翻訳の品質向上と作業効率化を実現
- チームでの共同作業がしやすく、企業の翻訳業務全体の管理が可能
- チームでのリアルタイム翻訳作業が可能
これにより、企業の翻訳業務を効率化し、コスト削減と生産性向上を実現します。
今後の展望
今回の販売代理店契約を通じて、八楽はSB C&Sとの協業を深め、さらなる市場拡大を目指します。今後は、法人向けのサービス展開を加速し、多言語対応が求められる業界(製造業、IT、金融、観光など)に向けて積極的にアプローチを行います。
また、今後もヤラク翻訳の機能拡充や、新たなAI技術の導入を進め、企業の翻訳業務をより効率的にするための取り組みを継続していきます。
会社概要
八楽株式会社
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクエア新宿16階
代表取締役社長 兼 CEO:坂西優
事業内容:生成AIを活用した翻訳支援ツール「ヤラク翻訳」の開発・提供
公式サイト:https://www.yaraku.com
SB C&S株式会社
所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
代表取締役社長 兼 CEO:草川和哉
事業内容:IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスの提供
公式サイト:https://cas.softbank.jp