Homeニュース「せっかくやるなら意味のあることを」〜現八楽COOが見据える八楽の未来と一緒に走りたい仲間〜

公開日: 2025/08/15

「せっかくやるなら意味のあることを」〜現八楽COOが見据える八楽の未来と一緒に走りたい仲間〜

kudo-yarakujin

八楽で働く仲間、ヤラク翻訳を使っていただいているお客様、パートナー企業の方々、など八楽およびヤラク翻訳をとりまく「人」にフォーカスを当てながら八楽を紐解くシリーズ『やらく人』。今回は、COOの工藤博樹に話を聞きました。

 

やらく人<VOL.16>

八楽株式会社 取締役COO

工藤博樹

 

Q.ご出身はどちらですか?

カナダのオタワです。その後神戸に8年間住んでいました。でもその後は東京に住んでいたので、東京の方が長いですね。今はまたカナダに戻ってきています。

Q.八楽ではどんなお仕事をしていますか。

今はCOOとして、財務経理チームとマーケティングチームを見ています。

 財務経営としては今、オペレーションの効率化に取り組んでいますね。皆さんと一緒に課題意識を持ちながら、予実管理をしっかり行っていける体制づくりをしています。

Q.八楽に参加する前はどんなお仕事をしていましたか。

10年以上前に経理を支援するスタートアップ「メリービズ」を創業して、最近までそこの取締役として働いていました。その他にもいくつかの会社でアドバイザーをやっていたり、自分の会社も今2~3社持っているので、そこに関わる業務もやっていました。

Q.八楽に参加したきっかけは何だったんですか?

僕は2021年の7月にバンクーバーに越してきて、企業の海外進出とか、カナダとアメリカの企業の日本進出とかの手伝いをしていたんですが、その活動のFacebook投稿を坂西さんが目にしてくださって、「ちょっと話そうや」みたいになって。っていうのが八楽にかかわることになったきっかけです。その後坂西さんから正式にCOOのオファーをもらいました。

Q.どうして八楽にコミットしようと思われたんですか?

グローバルに展開していける可能性があるスタートアップってそんなにないと思っていて。海外支店を作っていたとしても、開発拠点が海外にあるくらいだったりします。本当にグローバルに拡大できる余地っていう点では、八楽は非常に面白いです。

ヤラク翻訳は日本だけじゃなく、他の国でも多言語でコミュニケーションを取る必要のある企業や団体であれば欲しいツールだと思うので、そういう意味ですごく市場の広がる余地があると思っています。純粋にビジネスとして面白いと思っています。

Q. 八楽で仕事をする上で、難しさを感じるのはどんな部分ですか?

これは八楽だけの話じゃないんですけど、やっぱり事業を大きくすると課題も対応方法も多様化してくると思うんですね。それを1つずつ丁寧に解決しながら進めなきゃいけないとは思っていますね。 

Q. 工藤さんから見て、八楽はグローバルに拡大していけそうな感じはしますか?

うん、します。投資家さんが渋っているのを見ると、「なぜなのかな?」と思います(笑)。こんな跳ねる余地があるところってそんなにないと思うんですよ。 早くそれに気づいてもらいたいなと思っています。 

八楽の仕事の一環で海外での展示会にも行かせてもらっていて、生の声を聞く機会もあるので可能性をとても実感していますね。今ヤラク翻訳を気に入って使いたいと言ってくださっていたり、お客さんに勧めたいと言ってくださっている翻訳サービス会社もあります。そういうところが少しずつでも出てきてるっていうところは、手応えとしてはあるな、と思います。

もう1つはやっぱり今、AIやLLMが出てきて、これまでの翻訳や多言語ニーズへの対応方法が変わってきているすっごく面白い時期ですよね。スマホが出てきてみんなの生活が変わった時みたいな変化がこの業界内で今起きようとしています。これまでに築かれてきた構造も揺らぐ可能性があると考えています。

Q. 工藤さんご自身の軸やミッションについて教えてください!

そうですね、人生にとって、意味のあることをやるっていうところですかね。先進国においてはやっぱり仕事がプレッシャーになるし、皆さんお金を稼ぐことっていう経済活動に振り回されているところがあるので、ここをなんとかしたいと思ってきました。

具体的には、「働くことって何?」って聞くと、世の中的には仕方なくやるというか、お金と引き換えに、自分の時間を捧げるみたいな考えもあると思います。通勤電車で周りを見てみても、「仕事行くぞっ!」てやる気に溢れている人ってどれほどいるのかな?って感じます。みんなすごく疲れているように見えるし、できるならばオフィスに行きたくないんだろうなっていうのが見てわかります。それってすごくもったいないなぁと思って。

先進国では、仕事を理由にライフスタイルも変わる。例えば東京に引っ越す人も、みんながみんな東京が好きなわけではなくて、仕事があるから来るとか、大都市だからとか、仕事に合わせて生活を変えていくっていうところが結構あるのかなと思ってます。

でも仕事って、本来はもっと楽しいはず。

みんな自分の仕事を誇りに思いながら、「やっててよかった」とか「こんなふうに喜んでもらえた」とか、「こんな風に世の中に役立ってる」っていうのを実感しつつ、価値発揮できるような世の中を作っていきたいなと思っているんです。八楽の「働き方にアプローチする」っていう部分には、自分のミッションと通ずる部分があると思っています。

Q. 八楽でこういう人と一緒に働きたいなっていうイメージはありますか?

スタートアップとして新しいことをやっているので、誰も見たことがない課題とかもやっぱりあると思うんですよね。そこに好奇心とワクワク感を持って取り組める人と働きたいと思っています。  課題に楽しんで取り組み、経験を積み、実務に役立つスキルを身に着けられたらいいと考えています。

それってただ最低限のことをやっているだけだと身につかないことだと思うんですね。チャレンジの度合いは人によって全然違うのでその方のできる範囲でいいんですけど、自分の理想とか、目標とか、どんな人間になりたいかというところを意識して、八楽で課題を見つけてチャレンジして、自分も成長するし、八楽も成長できるような、そんな働き方ができればいい。そういう方と、一緒に働きたいなと思いますね。