Homeニュース複数チームを経てアプリプランニングへ:専門性と柔軟性が築いたユニークなキャリアパス

公開日: 2025/12/24

複数チームを経てアプリプランニングへ:専門性と柔軟性が築いたユニークなキャリアパス

八楽で働く仲間、ヤラク翻訳を使っていただいているお客様、パートナー企業の方々、など八楽およびヤラク翻訳をとりまく「人」にフォーカスを当てながら八楽を紐解くシリーズ『やらく人』。今回は、八楽で複数のチームやポジションを経験しながら活躍中の平岡さんに話を聞きました。

自己紹介をお願いします!

大阪出身で、今も大阪に住んでます。八楽に入社したのは2020年ですが、正社員になったのは2024年の2月くらいです。カスタマーサクセスチームに所属していますが、今のメインの仕事はアプリのプランニングで、ヤラク翻訳の新機能を考えたり、ユーザーインタビューを実施したりしています。

八楽との出会い

八楽に入る前はどんな仕事をしていましたか?

翻訳学で修士を修めてから、業務委託で翻訳とレビューの仕事をしていました。企業のローカライズチームでプロジェクトマネジメントの仕事も経験しました。

博士課程在学中の研究発表の様子

 

八楽でのキャリアパスを教えてください!

最初はパートタイムでNLPチームの仕事を手伝っていました。その後、博士課程在籍中に翻訳サービスのマネジメントを担当していました。それから博士課程を休学することにしたタイミングで、フルタイムの仕事が欲しいと思ったので坂西さんに伝えました。するととんとん拍子で話が進んで、カスタマーサクセスチームで正社員として働くことになりました。今のメインの仕事はアプリプランニングですね。

時間の都合以外に八楽にコミットしようと思った理由はありましたか?

機械翻訳が主体の翻訳支援ツールが珍しいって意味でも、アプリのコンセプトやシンプルさも好きだからですかね。誰でも使える、使いやすいっていうのは、一番っていえるくらい大事なことだと思っています。大きく言えば「翻訳の民主化」に貢献してるんじゃないかなって。民主化っていうのは、翻訳がインフラとして誰でも使えるレベルまで普及するみたいな意味合いです。ヤラク翻訳は、翻訳の民主化を可能にするアプリだと思っています。

八楽の未来を担うアプリプランニングのお仕事―「シンプル」を大切に

アプリプランニングってどんなことをするんですか?

今はUXリサーチに取り組んでいます。研究活動でやるような厳密なことはしないんですけど、ユーザーインタビューをしたり、技術的なことを自分で勉強したりしています。ウェブアプリの技術的なところはやっぱ理解するのに時間かかるなと思いつつ、学ぶのは面白いですね。今生成AIとか使えば簡単に学べますし。興味あることなら勉強も好きなので。できることが増えると楽しいですよね。

プランニングにおいて意識していることはありますか?

どういう翻訳アプリを作っていけばいいのかっていうところと、その先にどういう翻訳の在り方があるのかみたいな、哲学的なところまで考えて作れればいいなっていうのは理想ですね。その一部にUXリサーチもあるようなイメージですね。

ではもう少し広い視点で、仕事をする上での軸はありますか?

うーん。なんだろう、難しいですね。「シンプルに考える」っていうのは、結構大事にしてるかもしれないですね。複雑に考えても結局人には伝わらないし、正解って結局シンプルになることが多いのかなと思ってて。研究をしていると複雑に考えてしまうんですけど、そうすると自分の頭がごちゃごちゃになって、進められないことがたくさんあったんですよ。気づいたら複雑になるものをシンプルに考えようっていうのは意識してるかもしれないですね。

八楽での5年間の歩みと、そこに見る “openness”

5年ほどの社歴を経て、今の八楽はどんなふうに見えますか?

密にかかわったのは正社員になってからのこの二年くらいなんですけど、人がガラッと変わった時期を経て、今は落ち着いてきたのかなって思ってます。今後会社が大きくなっていく中で、ルールとかが厳しくなっていくとは思うんですけど、フルリモートが選べるとか多様性があるとか、八楽のカルチャーはそのままであってほしいなって思います。うちのロールモデルみたいな上場企業はどこなんですかね。

―それか八楽自身がロールモデルになって、真似する会社が増えるような環境を作れたらいいですね。

そうですね。確かにみんなフルリモートで成長していける環境が実現できたらすごいですよね。自分は前職もずっとフルリモートでしたし、オフィスに行く経験がそもそもないんですけど、それって多分新人類ですよね(笑)。電車に乗って出勤って逆にちょっと憧れます。

八楽でこういう人と働きたいっていうイメージはありますか?

八楽の行動指針の中で「オープン」っていうのは結構大事かなと思ってて。「自分はこれしかやりません」みたいな感じだと困っちゃったりとか…まあ拒否するところはすべきだと思うんですけど、拒否するときに、その理由をちゃんと言語化してくれると、いい関係を保ちつついい成果も出せるんじゃないかなと思います。例えば経験が豊富な人が、経験から決まった正解を探し出すってのもある種正解だとは思うんですけど、自分の知らないこともあるっていう思いも持ちつつ、人の話を聞ける余裕があるとかっこいいっすよね。

―その通りですね!今後やりたいことなどはありますか?

今は犬を飼いたいですね。友だちの犬がめっちゃ可愛くて、犬と暮らす生活を夢見てます。

―素敵です!それでは最後に、世界に向けて一言!

いいアプリを作れるように、日々精進します!